日立は、人工知能技術を活用して、企業の売上向上やコスト削減など経営課題を解決する「Hitachi AI*1 Technology/業務改革サービス」を提供しています。このサービスは、ビジネスに関連する大量かつ複雑なデータの中から、組織として重要な経営指標(KPI*2)との相関性が強い要素を発見し、革新的な業務改革施策の立案を可能とするものです。
これまで、組織の業務を改善するためには、特定の業界や業務に精通した専門家が仮説を立て、関連するデータの分析と検証を繰り返しながら導き出す方法で行われてきました。しかし、近年では、活用の対象となるデータが大量かつ複雑になり、この方法では迅速な対策を取ることが難しくなりつつあります。
そこで日立は、人工知能「Hitachi AI Technology/H」を活用し、企業における業務改善施策を立案し、経営課題の解決を支援するソリューションを開発。これまで、専門家の知見ではKPIとの関係が薄いと考えられ、分析や仮説の立案に使用されていなかったデータからも重要な要素を発見し、専門家の思考に頼らない革新的な改善施策を立案できるようになりました。すでに金融、交通、流通、物流、プラント、製造、ヘルスケアなどの分野で業務改革の実績を積み重ねており、社会や企業経営に関する課題の解決やビジネスの成長に貢献しています。