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マルウェア*を自動的に検出・排除して被害の拡大を防ぐ
標的型サイバー攻撃への新たな備えを開発

日立は、不正PC監視・強制排除ソフトウェア「NX NetMonitor」と、ファイア・アイ株式会社(以下、ファイア・アイ)のサイバー攻撃検知製品「FireEye NX」を連携させて、マルウェア*感染端末の早期検出から強制排除までを自動的に行うソリューションを開発。データセンターや官公庁、社会インフラ施設、工場・プラント、商業施設など幅広い分野への販売を開始しました。

従来の対策では防御が困難に。脅威は情報系から制御系にも

特定の企業や団体を狙う標的型サイバー攻撃が巧妙化、大規模化して、情報漏えいや業務停止などの被害が増加しています。未知のマルウェアによる攻撃は、従来型のセキュリティ対策であるファイアウォールやアンチウィルスソフトウェアでは、侵入の検出や感染の拡大防止が難しくなっています。また、さまざまな装置や設備をインターネットにつなぐIoTが世界中で推進される中、情報系システムだけでなく、生産ラインや制御システムも攻撃の脅威にさらされるリスクが高まっています。

二つのシステムの連携で、攻撃への対策を自動化、迅速化

国内外で約300社の導入実績を誇る日立の「NX NetMonitor」は、各端末に専用ソフトをインストールせず、ネットワークに専用監視装置を設置するだけで感染を検知したPCやスマートデバイスを自動的に強制排除、アクセス制御できるシステムです。また、ファイア・アイの「FireEye NX」は、独自に収集した脅威情報を、専用クラウドを介して世界規模で共有・配信することで、マルウェアの早期検出を行います。それぞれに強みを持つ二つのシステムを組み合わせた「FireEye NX+ NX NetMonitor 連携ソリューション」は、標的型サイバー攻撃対策の自動化、迅速化を実現して被害の拡大を防ぎ、信頼性の高いセキュリティ環境を提供していきます。

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マルウェアは、悪意を持ったソフトウェアのこと。

公開日:2016年1月21日