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社会イノベーション

日立、新経営体制を発表
東原社長が会長に、新社長には小島副社長


日立製作所は新経営体制を発表した

日立製作所は2021年5月12日、新しい経営体制を発表しました。東原敏昭社長が同日付で会長職を兼任することになり、6月23日の株主総会を経て、小島啓二副社長が新社長に就任します。また、中西宏明氏が会長を退任し、相談役に就任します。

東原会長は、同日行われた記者会見で、中西氏について「療養に専念するという本人の意思を尊重します」とした上で、「中西さんが病気を理由に任期半ばで退任することは残念で、一日も早い回復を祈ります」と話しました。


記者会見に臨む東原敏昭会長

また、株主総会後に社長兼COOに就任することになった小島副社長は、「中西さんが退任するのは残念です。回復を祈ります」とした上で、「色々な社会課題の解決に挑戦し、社会イノベーション事業のグローバルリーダーとして認知されるよう頑張りたい」と抱負を語りました。

記者会見で小島副社長の強みについて聞かれた東原会長は、「実行力を評価しています。日立ハイテクの100%子会社化や、画像診断事業の譲渡など、ものすごい難しいオペレーションを確実に実行してきた。そういうところを高く評価しています」と話しました。

「データとテクノロジーでひとびとの幸せを支えよう」


仕事上の信条は「有言実行」という小島副社長

小島副社長は、日立が成長戦略の中心に据える独自のデジタルソリューション基盤「Lumada」を立ち上げた立役者の一人。「社長兼COOに就任しても、データから新しい価値を作り、お客様や社会にお届けするということを一貫して追求していきます」と話しました。

また、注力分野として研究開発を挙げ、「コアになるテクノロジーは自分の力で切り開いていかなくてはいけません。もう一回、研究開発に力を入れようと思っています。東原会長も研究開発に投資を増やしていくと言われていますが、そういうことを一緒にやっていきたいです」と意気込みを語りました。

日立の使命については、「データとテクノロジーをフルに使って社会インフラをどんどん革新して、人々の幸せな生活を支えること」とし、「共鳴する人財に集まってもらい、やりたいことや夢を実現してもらいたいです」と呼びかけました。

また、リーダーシップについて記者から問われると、「グローバル人財が最大の財産で、そういった人たちと徹底的に議論をして、次の日立を作っていきたいです」と述べ、「コミュニケーション中心のリーダーシップ」をめざす考えを示しました。

  • 取材・執筆: オコナー海
  • 公開日: 2021年5月12日