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Hitachi

社会イノベーション

人工知能という未知に向き合う新たな方法論で、まだ見ぬ未来をつくる行動を、今日起こすことができるのです。

AI(Artificial Intelligence:人工知能)への関心が近頃急速に高まっていますが、AIという新しい方法論は私たちにどんなインパクトを与えるのでしょうか。その全貌はまだ見えていませんが、ビジネスの生産性に大きな影響を与えることがわかってきました。
20世紀は、さまざまな業務やサービスをプロセスに分解して標準化・コンピュータ化し、無駄を省くことで生産性が飛躍的に向上した時代でした。しかし今、先進国では全労働の7割以上をサービスや知識労働が占め、日々その環境や業務は変化しています。さらに、経済の中心がモノづくりからサービスへと転換しており、従来からの標準化するのみの硬直的な方法論ではもはや対応できません。この状況を打開するのが、AIを活用した新たな方法論です。

日々蓄積されている大量のデータから、自律的に学習するAIとコンピュータを使って的確に生産性を向上させる方法論を導き出す。そして、環境の予測不能な変化に体系的に対応していく。この考え方に基づいて日立が開発した汎用性を持つ人工知能が、「Hitachi AI Technology/H(以下「H」)」です。このHの誕生によって、問題ごとにAIプログラムを開発する必要性はなくなり、ソフトウェアの設定と入力データを変更することにより学習・適応・成長するシステムに変えられるのです。

また、Hを利用して、人間の行動データから従業員の幸福感(ハピネス)と活性度を計測し、組織を活性化させるためにすべきコミュニケーションや時間の使い方をフィードバックさせるシステムを構築しました。ハピネスが高い組織は生産性も高いこと、そして、ハピネスは集団現象であることが行動データから明らかになっています。つまり、Hによって、人を幸せにし、かつ、組織全体の生産性も向上できる環境が整ってきたといえます。

AIという新たな方法論は、グローバルで予測不能な環境変化の中で、企業や人間の問題解決力を高めるものです。AIにより、人は予測不能な世界に、これまで想像もできなかった挑戦ができるようになるのです。

文: 日立
公開日: 2016年4月28日