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「イースト・コースト本線を利用する人にとって、これは画期的な出来事だ。『あずま』によって、イースト・コースト本線は21世紀のイギリスで最高クラスの路線となる」と実業家のリチャード・ブランソン氏は語っています。

ヴァージン・トレインズ社に納入された日立の新型高速鉄道車両「あずま」が、2018年より英国のイースト・コースト本線で運行を開始します。高い加速力で目的地までの所要時間を短縮し、より快適な乗り心地を実現するこの新型車両は、日本語で「東」を意味する「あずま」と名付けられました。列車の増発に加え、65編成で12,200席増となり、ピーク時のキングス・クロス駅(ロンドン)までの輸送力は28%アップします。また先進の省エネ技術を取り入れているだけでなく、車内の快適性も向上。高速通信できる無料Wi-Fiサービスなども提供します。「あずま」はロンドンとイングランド北東部、スコットランド間の鉄道の旅を大きく変えることでしょう。

1964年開業の東海道新幹線に始まり、日立は長きにわたって高品質の高速鉄道車両を製造してきました。「あずま」は、英国ダーラム州ニュートン・エイクリフにある日立の鉄道車両工場で製造しています。日立レールヨーロッパ社長、カレン・ボズウェルは次のように語っています。「『あずま』は何万人ものお客さまの鉄道の旅を変えることになります。この新型車両が英国で製造されていること、そしてメンテナンス業務など730人程の長期雇用を現地で生み出していることは、日立の誇りです」。新型車両は現行の電気車両より1分ほど速い4分40秒程で最高時速125ml(約200km)に到達します。また、「あずま」には信号色で表示される座席予約システム*が導入されており、お客さまの利便性をさらに高めています。

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赤=始発地から終着地まで座席指定済、黄色=一部区間で座席指定あり、緑=最終目的地までの全区間で空席となる。

関連情報

日本時間の5月6日、イギリスを訪問中の日本の安倍総理大臣は、イギリスのキャメロン首相と共にロンドン市内ノースポールの日立の鉄道車両整備基地を訪れ、視察されました。

文: 日立
公開日: 2016年5月10日